数年ぶりの東北上陸でございます。

 スノボで行ってた時は深夜に出発してたので、5~6時間で着いた記憶があるのですが

 朝の首都高は予想より混雑('A`|||)

 渋滞を抜けるのに2時間近くかかってしまいました^^;

 常磐道まわりで東北道に入り、途中でちょこちょこ休みつつ。。


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 お天気もえらく変わりやすくて、こんな風にミゾレっぽくなったり

 すごく晴れたりで

 「大移動してる」感じでした。

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 盛岡インター降りたあたりではこのように晴天だし。

 不思議です(´・ω・)

 インターから40kmぐらいで、今回目指す乳頭温泉卿、

 「鶴の湯」さん

 http://www.tsurunoyu.com/

 に辿りついたのでした。

 どうにか16時前ぐらい。


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 インターまわりは雪なかったのだけど、近づくにつれて豪雪地帯になってきます。

 3月いっぱいは冬タイヤじゃないと厳しそう。

 ここにも看板に自ら「秘湯」と書いてある。。^^;

 道はわかりやすくて、車の往来もわりとたくさんあるので流行ってる様子。

 地元の観光協会が購入したらしい電気自動車なども走ってて

 大変栄えた秘湯のようです。

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 まあでも間違いなく山んなかですわ(≡ω≡.)

 駐車場で軽自動車が雪にはまってブイブイいってました。

 それでもみんな果敢に色んな車でやってくるなあ。。

 四駆じゃないと怖くて来れないよ~(ノω`*)

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 電話ボックスだろうか。

 こんなのまで茅葺きなのね~( ´∀`)

 よく作ってあります。

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 ここが入り口。

 前方の崖が雪崩っちゃわないかちょっと不安になりますが

 雰囲気はよいですね~(*´∀`*)

 私達が泊まるのは左側の「本陣」という昔ながらの茅葺き屋根の棟です。

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 もっと降ってた先月などはいったいどうなってたのだろう?

 
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 茅葺きをビニールシートで養生してあって、ちょっと興ざめ・・(;´・ω・)

 やはり傷みやすいのですかねえ。

 事務所に行ってチェックインというか記帳をしにいきます。

 この棟の続きでわかりやすい場所にありました。

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 なんだろう? お餅かなあ? パステルカラーの何かが吊るしてあります。

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 川の向こう、生垣の奥が一番広い混浴露天のようです。

 こちらからは直接見えないようなのでちょっと安心。

 左の建物には「白湯」「黒湯」の内湯が男女それぞれ。

 女性用の露天もこちらから入れます。

 宿泊棟から思ったより遠くないので良かった~( ´∀`)

 浴衣と羽織・長靴でお風呂に向かうお客さんとすれ違います。

 やっぱりたくさん来てるんだなあ。

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 ↑
 こんな感じの配置。

 これで見ると、手前の本陣からお風呂までが遠そうに見えたのね~。

 500円で立ち寄り湯もできるそうですヾ( ´ー`)ノ

 2,3号館は湯治向けで一人宿泊も可能。

 宿泊は二食付きで8500円~16000円ぐらい。冬期は暖房費が1000円かかります。

 こういう温泉宿は初めてなので、一応リサーチしてシャンプー類などは用意してきました。

 タオル、歯ブラシ、浴衣などは本陣のお部屋はセットされてましたが

 ないお部屋もあるみたい。

 ドライヤーも持参が良いでしょう。


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 一号館のほうからは中廊下があるみたい。

 つながってて露天に来れるのかと思ったらそうではなく

 内湯があります。

 露天には洗い場などは皆無なので、洗髪や体を洗うのはこちらか、もう一つの内湯で、ということでした。


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 事務所の扉をガラガラして入ると、飲み物が冷やしてありました。

 お茶・ジュース類・ビールなど。。

 帳場に言ってお金を払い、持っていけば良いみたい。

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 秘湯ビール。。。。

 価格は普通に観光地価格のようです。

 さて、手続きを済ませてお部屋に案内してもらいます。

 すっごいサクサクした説明を早口でしてくださいました。


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 泊まるのは本陣4番。

 木戸をガタガタさせながら入ります。


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 入ってすぐ左に囲炉裏。

 
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 テーブルと座布団。

 12畳?ぐらい?

 ほぼこれが全容。

 押入れに布団がしまってあるのでしょう。

 奥が洗面所と手洗いです。

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 タオル干すところはある(*´∀`*)良かったー。

 上にハンガーもあります。

 大きなヒーターは温水だそう。わりと強力で、乾燥しない。

 寝る時に部屋が暖かくても、明け方すごく冷えるからつけっぱなしにしてほしいそう。

 手前にあるのは保温のみの魔法瓶。

 なのでお湯、沸かせません^^;

 深夜にカップ麺とか食べたくなる人はどうするのだろう?

 私は特に不都合なく、湯冷まし作ってごくごく飲んでました。

 懐中電灯も用意されてるけど、使わなかったなあ。

 
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 秘湯まんじゅう。 普通に美味しいです。

 下は湯のみとか、茶器。

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 浴衣に羽織。 小タオルとバスタオルも用意されてます。

 ビニールバッグもあったのだけど、耐久性がいまいちで連れのは早々に破けてしまった。

 外出る瞬間は寒いんだけど、温泉に浸かってしまえば帰りは全くだいじょうぶ(*´∀`*)

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 そしてコレ。

 この部屋、鍵、ないんだぜ。。。。。。。Σヽ(゚Д゚○)ノ

 最初聞いた時は耳を疑いましたが、ないんです^^;

 なのでお風呂に行く時はこの「貴重品封入袋」に名前を書いて、その都度帳場に預けるシステム。

 だからすんごくたくさんあるの、袋。

 いちいちなので面倒でしたね~。 

 もうちょっと便利な方法ないのかなあ?

 ちなみに、居る時は中からつっかえ棒みたいなのをするので夜中などは大丈夫です。

 鍵ないのは本陣だけだと思うけど、いろんな人来るしね。鍵つけた方が良いかもしれません。

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 洗面所。 お湯も出ます。

 こちらとお手洗いは増築したっぽい。

 歯ブラシとコップ、ハンドソープはあるので特に不便はなし。

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 洗面所の窓が雪でつぶされそう。

 喚起のために少し開けたりしてましたが、開けなくてもすきま風が入るもよう。


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 お手洗いは寒いけど、ウォシュレット完備で清潔でした。

 コンセントがこちらにしか見当たらず、携帯の充電とかここでしたりして^^;

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 。。物を大事にしてますねえ。。

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 お布団は後でおじさんが敷きにきてくれるんだけど、これがまたよくしゃべるおじさんで

 喋りだすと手が止まる。

 なので結局半分は自分らで敷いたのでした。

 やや固めで冷たいお布団なので、翌朝は背中痛かったなあ。

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 電気は基本、この裸電球のみなので昼間でも薄暗いです。

 外が雪で眩しい今の季節はちょうどいいのかもしらんけど。

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 灯油ランプを持ってきてくれました。

 これは完全に「雰囲気づくりランプ」で特に役にたたないのさ。

 部屋が灯油臭くなるだけですが、せっかくなのでつけときました。


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 外にはほぼこの長靴を履いていきます。

 これは便利だった。

 サイズは?と聞かれて24半ですと言ったら、1センチ刻みしかないようで

 ちょっとゆるいこいつを滞在中はずっと履くことに。

 下駄なんかよりはずっと実用的だけどね。


 お部屋に落ち着いてから、なんだか驚くことばっかりです。

 そっかあ、こんな感じなのだね~。

 日本昔話的な雰囲気で、いつもの高級旅館とは違う意味で非日常。

 この時点での感想は

 面白いっ(*゚∀゚)っ

 です。

 さあ、温泉温泉 《《《《♪♪(*´▽`*)ノ゛


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